
こんにちは、マルです。
このブログでは、日本でも大人気の米国高配当ETF「VYM」の構成銘柄について詳しく紹介していくよ。
今回は、VYM構成銘柄ベライゾン・コミュニケーションズについて紹介します。
ベライゾン・コミュニケーションズは、世界有数の通信企業です。
それでは、本日も宜しくお願いします。
本業+副業でサイドFIREを目指す30代会社員(飲食業)。
オリラジ中田のあっちゃん、リベ大の両学長、ヒトデさんの影響をうけ投資とブログを開始。
米国高配当株ETF「VYM」特化ブログを運営中。
- 2020年10月から投資開始(積立NISA、米国ETF)
- 2020年12月にブログ開設
- 2021年2月にグーグルアドセンス合格
- 2021年5月アドセンス狩りにて停止したが、2021年6月アドセンス復活
- 2021年10月に約400万の投資「VYM、VUG」を実施
- 2022年1月に「QYLD」2000株達成
ベライゾン・コミュニケーションズの事業内容

ベライゾン・コミュニケーションズは、米国ニューヨーク州に本社を置く、世界有数の通信企業(通信企業ランキングで世界2位)なんだ。
マル先輩、ベライゾン・コミュニケーションズの仕事内容を分かりやすく教えてよ~。

事業内容を大きく分けると4つあるんだ。
子会社を通じて、消費者、企業、政府機関に以下のサービスを提供しているよ。
- 携帯電話事業(米国1億1000万人以上が加入)
- ネットワーク事業
- セキュリティ事業
- クラウド事業

なるほど、電話事業だけじゃないんだね。
ところで、ベライゾン・コミュニケーションズはいつ創業されたの?
今までの歴史を教えてよ。

元々アメリカの通信会社は「AT&T」1社だったんだ。
1983年にアメリカ司法省に分割を命じられ、その時にできた8つの通信会社の1つがベライゾン・コミュ二ケーションズなんだ。
その後規模を拡大し、2017年には米国ヤフーを買収しネット広告事業に参入したんだ。
だけど思ったほどうまくいかず、2021年5月にアポロに50億ドルで売却がきまったんだよ。
現在は、5Gのネット環境の整備に力をいれているんだ。

日本の通信企業は、 「NTTドコモ」「KDDI」「ソフトバンク」の3社に「楽天」が参入して4社で競っているよね。
アメリカの通信企業はどんな状況なの?

米国では、「AT&T」「ベライゾン」の2強に「スプリント」「T-モバイルUS」の2社が続く形で4社で競合していたんだけど、
2020年4月に「スプリント」「T-モバイルUS」が合併し、会社名は「T-モバイル」となったんだ。
今は、「AT&T」「ベライゾン」「T-モバイル」の3強時代となっているよ。
- 企業名:ベライゾン・コミュニケーションンズ
- 設立日:1983年
- CEO:ハンス・ベストベリ
- 売上高:1336,13億ドル(約14兆1,119億円)
- 営業利益:324.48億ドル(約3兆5,684億円)
- 従業員数:135,300人
日本の会社と比べてみた(KDDI)
世界有数の通信企業と、日本のトップ企業を8つの項目(1ドル110円換算)で比べてみました(ベライゾンは2021年12月決算、ENEOSは2021年3月期決算比較)。

今回比べる企業は、国内通信企業大手のKDDIだよ。


比べてみたけど、ベライゾン・コミュニケーションズが優勢だね
ベライゾン・コミュニケーションズは、売上高が14兆円あり営業利益率も24%と高水準を維持しています。
時価総額は驚異の24兆円と世間からの評価が非常に高い企業です。
また、配当利回りは5%越えと高水準であり、連続増配は15年と安心できます。
2021年の決算も好調で売上・利益共に前年を上回りました。早くから5Gの環境整備に注力しており、積極的なサービス展開により好調を維持しています。

KDDIも素敵な会社なんだよ
一方、我らがKDDIですが、売上高5兆円、営業利益も1兆円をこえる優良企業です。営業利益率も20%弱と安定しています。
また、2022年3月期の配当金の増配を発表しており、なんと20年連続で増配する見込みとなっています。株主還元の低い日本において、意識の高い優良企業なのです。
懸念していた携帯料金の収益は、auから格安プラン(Povo)への転換で減少していますが、その他の部門(住宅ローンなどの金融部門等)が好調で、2022年3月決算も増収増益を見込んでいます。
ベライゾン・コミュニケーションズの決算情報
①売上高・営業利益・営業利益率 推移



直近5年の売上高・営業利益推移だよ。
2021年決算も発表され、増収増益の結果となりました。
営業利益率についても、24%と非常に安定しています。
ベライゾン・コミュニケーションズの株価・配当・配当利回り
①銘柄情報


ベライゾン・コミュニケーションズは、NYダウ工業株30種とS&P500に選ばれている超優秀銘柄だよ。
ちなみにライバルのAT&Tは、NYダウ工業株30種に選ばれてないんだって。
- NYダウ工業30種とは、アメリカを代表するクオリティの高い企業の動きを表す世界で最も有名な株価指数です。
- S&P500指数とは、ニューヨーク証券取引所、NASDAQに上場している株価のなかから代表的な500銘柄の時価総額を加重平均したアメリカを代表する指数です。
②株価推移


ベライゾン・コミュニケーションズの直近の株価推移を確認したよ。
コロナショックで49$まで下落しましたが、その後も株価は横ばいです。
他の米国株と比べると、株価の成長は低調な銘柄です。
③配当推移


配当は年4回(2月、5月、8月、11月)あるよ。
2021年の1株あたりの配当金は2.5225$という結果でした。
また、2021年も増配を維持し、連続増配を15年までのばしています。
④配当利回り推移


直近10年の配当利回り推移だよ。
2021年の配当利回りは4.85%という結果でした。
株価が横ばいであり増配は継続しているため、高配当銘柄となっています。
まとめ(ベライゾンのプライベート5Gを日本に提供)
皆様、ベライゾン・コミュニケーションズの魅力はわかっていただけたでしょうか?
私は、今後も我々の生活に密接にかかわってくる通信業界(5Gの世界)において、確固たる地位を築いており、ベライゾン・コミュニケーションズは、本当に素晴らしい企業だと考えます。
何より、アメリカの有名な2つの指数(ダウ工業30種、S&P500)に選ばれている企業が「VYM」の構成銘柄として組み込まれていることに安心感をもてました。
やはり、「VYM」は素晴らしい!!

それでは最後に、ベライゾン・コミュニケーションズを更に「好きになってもらえるエピソード」を紹介するよ。
今回は「ベライゾンのプライベート5Gを日本に提供」だよ。
2020年10月にベライゾン・コミュニケーションズは、ヨーロッパ及び太平洋地域のグローバル企業に向けて、プライベート5Gプラットフォームの提供を発表しました。
そもそも5Gとは、簡単に言うと今よりもネットワーク回線がすごくなります。どのようにすごくなるかというと、3つの特徴があります。
- 高速で大容量の通信ができる。
- 信頼性が高く、低遅延の通信ができる。
- 多数の機器に同時に接続ができる。
本来、企業が5G環境を導入するには、免許取得と自社運用の知識が必要となり、膨大なコストと手間が発生します。
そこで、ベライゾン・コミュニケーションズは、各企業にマッチした5G環境を提供しますよ~っと発表したのです。
日本でもソフトバンクが、2022年からプライベート5Gを提供しますと発表しています。
この競争に参入するということは、今後ベライゾン・コミュニケーションズが、日本と密接な関係な企業の一つになるかもしれませんね。

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