
こんにちは、マルです。
このブログでは、日本でも大人気の米国高配当ETF「VYM」の構成銘柄について詳しく紹介していくよ。
今回はVYM構成比率【第49位】イリイノ・ツール・ワークスについて紹介します。
イリイノ・ツール・ワークスは、米国有数の機械・工業製品メーカーでありVYM構成比率は0.57%です。
それでは本日も宜しくお願いします。
本業+副業でサイドFIREを目指す30代会社員(飲食業)。
オリラジ中田のあっちゃん、リベ大の両学長、ヒトデさんの影響をうけ投資とブログを開始。
米国高配当株ETF「VYM」特化ブログを運営中。
- 2020年10月から投資開始(積立NISA、米国ETF)
- 2020年12月にブログ開設
- 2021年1月からブログ本格運用
- 2021年2月にグーグルアドセンス合格
- 2021年5月アドセンス狩りにて停止、6月に復活
- 2021年10月に約400万の投資(VYM、VUG)を実施
イリイノ・ツール・ワークスの事業内容

イリイノ・ツール・ワークスは、米国イリイノ州に拠点を置く米国有数の機械と工業製品の会社なんだって。
マル先輩、イリイノ・ツール・ワークスの仕事内容を詳しく教えてよ。

イリイノ・ツール・ワークスの業務内容は、以下のようなものがあるよ。
- 自動車関連部品の製造(自動車の内外装部品、パワートレイン、ブレーキ部品)
- 業務用食品機器の製造(飲食店向けのキッチン、冷蔵庫、オーブンなど)
- 電子機器業務(電子機器の製造、テスト、メンテナンス)
- 溶接関連部品の製造(商業用の接着剤、コーティング剤、洗浄剤)
- 機械の製造(溶接機械や電気ドリルなどの建設機械)
本当に多種多様な製品を製造している会社なんだ。

なるほど!!
地味だけどすごい会社なんだね。
ところで、イリイノ・ツール・ワークスは誰が創業したの?
今までの歴史を教えてよ。

イリイノ・ツール・ワークスは、1912年にバイロン・スミスによって創業されたんだ。
創業以来、既存事業(利益率の高い)に投資を行い、赤字事業の売却と見込み分野の買収を繰り返し事業を拡大していったんだ。
その結果多種多様な事業となっているんだけど、現在では世界57ヵ国に事業を展開する企業に成長したんだ。

すごい事業管理だね( ̄▽ ̄;)
崖から落として登ってきた子供だけ育てるという感じは、
まさに「ライオンスタイル」だね。
そりゃあ強い企業になるはずだよ~。
- 企業名:イリイノ・ツール・ワークス
- 設立日:1912年
- 創業者:バイロン・スミス
- 売上高:125.7億ドル(約1兆2,947億円)
- 営業利益:28.22億ドル(約2,906億円)
- 従業員数:45,000人
日本の会社と比べてみた(三菱重工業)
米国有数の機械・工業製品企業と、日本のトップ企業を8つの項目(1ドル103円換算)で比べてみました(イリイノ・ツール・ワークスは2020年決算、三菱重工業は2021年3月期決算比較)。


比べてみたけど、イリイノ・ツール・ワークスが劣勢だね。
イリイノ・ツール・ワークスは、売上高が1兆円をこえており時価総額は7兆円と世間からの評価が高い企業です。
また、営業利益は3,000億円弱あり、営業利益率も22%と安定しています。さすが、収益性の強い事業を残してきただけのことはありますね。
配当利回りは約2%ではありますが、連続増配は驚異の58年を達成しており配当王銘柄です。

さすが日本トップの三菱重工業だね。
三菱重工は日本最大の機械企業であり、三菱UFJ銀行、三菱商事と並び三菱グループ御三家の一つです。
「機械のデパート」と呼ばれ、船舶、エネルギー関連機器、航空機、ロケットや鉄道車両など様々な機械の開発や製造を行っています。
売上高は3兆円をこえており、配当利回りは4%と高配当銘柄でもあります。
イリイノ・ツール・ワークスの株価・配当・配当利回り
①銘柄情報


トゥルイスト・ファイナンシャルは、S&P500に選ばれている優秀銘柄です。
- S&P500指数とは、ニューヨーク証券取引所、NASDAQに上場している株価のなかから代表的な500銘柄の時価総額を加重平均したアメリカを代表する指数です。
②株価推移

イリイノ・ツール・ワークスの直近の株価推移を確認したよ。
コロナの影響で125.7$までさがりましたが、株価はV字回復し最高値を更新しています。
③配当金推移


配当は年4回(1月、4月、7月、10月)あるよ。
2021年の1株あたりの配当金は4.72$という結果でした。
また、連続増配は58年継続しており、配当王銘柄でもあります。
配当性向も56%程度のため、まだまだ余力もあります。
④配当利回り推移


直近10年の配当利回り推移だよ 。
2021年の配当利回りは2.02%という結果でした。
直近10年についても、2%前後を推移しています。
まとめ(まさに、『ライオンスタイル』)
皆様、イリイノ・ツール・ワークスの魅力はわかっていただけたでしょうか?
私は、今後も人々の生活に深く関わってくるイリイノ・ツール・ワークスは、本当に素晴らしい企業だと考えます。
何より、アメリカの有名な指数(S&P500)に選ばれていおり配当王企業が「VYM」の構成銘柄第49位として組み込まれていることに安心感をもてました。
やはり、「VYM」は素晴らしい!!

それでは最後に、イリイノ・ツール・ワークスを更に「好きになってもらえるエピソード」を紹介するよ。
今回は「まさに、ライオンスタイル」だよ。
イリイノ・ツール・ワークスは現在、57の国と地域で500以上の関連会社をもつ巨大企業に発展しました。
何故これほどまの企業に成長したのでしょうか?
それは、「強い事業だけを残し、弱い事業は淘汰していく」という管理を繰り返しているからです。
詳しく話すと、既存事業の中で収益性の高い事業には積極的な投資をおこない、また、明るい材料の分野は買収をおこないます。
しかし、収益がみこめない事業は血も涙もないくらいバッサリ切り捨てているのです。
そのため本当に強い事業だけをそだてる事業管理となり、高い収益性と成長を成し遂げたのです。
私は、この崖から落として這い上がってきた強い子供だけ育てるというスタイルは
まさに『ライオンスタイル』そのものだと思います。
そりゃ強いはずです( ̄▽ ̄;)

VYM構成銘柄【48位】トゥルイスト・ファイナンシャル(米国有数の地方銀行)の記事はこちら
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