
こんにちは、マルです。
このブログでは、日本でも大人気の米国高配当ETF「VYM」の構成銘柄について詳しく紹介していくよ。
今回はVYM【構成銘柄】ホーム・デポについて紹介します。
ホーム・デポは、世界最大のホームセンターです。
それでは本日も宜しくお願いします。
本業+副業でサイドFIREを目指す30代会社員(飲食業)。
オリラジ中田のあっちゃん、リベ大の両学長、ヒトデさんの影響をうけ投資とブログを開始。
米国高配当株ETF「VYM」特化ブログを運営中。
- 2020年10月から投資開始(積立NISA、米国ETF)
- 2020年12月にブログ開設
- 2021年1月からブログ本格運用
- 2021年2月にグーグルアドセンス合格
- 2021年5月アドセンス狩り?にて停止
- 2021年6月アドセンス復活
- 2021年10月に約400万の投資(VYM、VUG)を実施
ホーム・デポの事業内容

ホーム・デポは、米国ジョージア州に拠点を置く世界最大のホームセンターなんだって。
マル先輩、ホーム・デポの仕事内容を詳しく教えてよ。

ホーム・デポは、住宅リフォームに必要な工具や建築資材を店舗で販売している会社なんだ。
店頭では、優秀な専門スタッフを配置し、お客様にアドバイスをしてくれる体制で人気なんだ。
後はネット販売にも力をいれてて、ネット大手のアマゾンに対抗しているよ。

なるほどマルの地元(愛媛)でいう「DCMダイキ」だね。
ところで、ホーム・デポはいつ創業されたの?
今までの歴史を教えてよ。

ホーム・デポは、ジョージア州のアトランタで1978年に創業したんだ。
百貨店の一部スペースを借りて2店舗を開店したのが始まりで、
その後着々と店舗数を増やし、米国・カナダに2300店舗を展開する企業へと成長したんだ。
- 企業名:ホーム・デポ
- 設立日:1978年
- CEO:クレイグ・メネア
- 売上高:1,321,10億ドル(約14兆5,321億円)
- 営業利益:182,78億ドル(約2兆0,105億円)
- 従業員数:504,800人
※売上・営業利益は2021年1月決算
日本の会社と比べてみた(DCMホールディングス)
世界有数のホームセンターと、日本のトップ企業を8つの項目(1ドル110円換算)で比べてみました(ホーム・デポは2021年1月決算、DCMホールディングスは2021年2月期決算比較)。


比べてみたけど、ホーム・デポが圧勝しているね
ホーム・デポは、売上高が14兆円あり、時価総額は驚異の42兆円を越えており世間からの評価が非常に高い企業です。
2022年決算(第4四半期未発表)においても、2021年決算を上回ることが確実視されています。
また、営業利益は2兆円を越えており、営業利益率も約13%と安定しています。
配当利回りは約1.77%と高くはないですが、連続増配は12年連続増配を達成しており信頼できます。
ホーム・デポは、2021年のVYMの構成銘柄の入替えで新加入した銘柄です。時価総額も大きく一気にトップ3位の構成比率となっています。
直近のニュースでは、米国のサプライチェーンの問題(コロナによる人手不足のため、商品の運送ができない)を回避するために、専用貨物船をチャーターするなど多額の投資を行っています。

DCMホールディングスも素敵な会社なんだよ
DCMホールディングスは、2006年にカーマ、ダイキ、ホーマックの3社(ホームセンター)が経営統合して誕生した会社なんだよ。
その後も買収等を繰り返し、全国に668店舗を展開する日本1位のホームセンター企業に成長したんだ。
売上高は4700億円ありますが、営業利益率は6%とホーム・デポと比べると低いです。
配当利回りは、2%後半を維持しており、連続増配も6年と安定しています。
ホーム・デポの株価・配当・配当利回り
①銘柄情報


ホーム・デポは、 NYダウ工業30種とS&P500に選ばれている優秀銘柄です
- NYダウ工業30種とは、アメリカを代表するクオリティの高い企業の動きを表す世界で最も有名な株価指数です。
- S&P500指数とは、ニューヨーク証券取引所、NASDAQに上場している株価のなかから代表的な500銘柄の時価総額を加重平均したアメリカを代表する指数です。
②株価推移


ホーム・デポの直近の株価推移を確認したよ。
コロナショックで281$まで下落しましたが回復し、株価は2021年末に最高値(400$超え)を更新しました。
米国のサプライチェーン問題、金融政策、雇用統計など様々な要因が絡みあい、380$前後を推移しています。
③配当金推移


配当は年4回(3月、6月、9月、12月)あるよ。
2021年の1株あたりの配当金は6$という結果でした。
また、2021年も増配を維持し、連続増配を12年までのばしています。
④配当利回り推移


直近10年の配当利回り推移だよ。
2021年の配当利回りは1.45%という結果でした。
ホーム・デポは、本当に素晴らしい企業なんですけど一つ懸念事項があります。
VYMの構成銘柄の条件として、「配当利回りが市場平均以上である」というものがあり、このまま株価が上昇し続けると、構成銘柄から外れる可能性があるんです( ̄▽ ̄;)
2022年も配当金を大幅にあげてもらって、このまま構成銘柄のままでいてほしいですね!!
まとめ(僕、本当は医者になりたかったんです)
皆様、ホーム・デポの魅力はわかっていただけたでしょうか?
私は、今後も人々になくてはならないホームセンターであり、世界最大規模のホーム・デポは、本当に素晴らしい企業だと考えます。
何より、アメリカの有名な2つの指数(S&P500、ダウ工業30種)に選ばれている企業が「VYM」の構成銘柄として組み込まれていることに安心感をもてました。
やはり、「VYM」は素晴らしい!!

それでは最後に、ホーム・デポを更に「好きになってもらえるエピソード」を紹介するよ。
今回は「僕、本当は医者になりたかったんです」だよ。
ホーム・デポの共同創業者であるバーナード・マーカスは、アメリカの地域医療の担い手であるコミュニティーホスピタル(総合病院)に、約84億円の寄付を行いました。
何故ホームセンターの創業者が、地域医療に多額の寄付を行ったのか?
そこにはマーカス氏の学生時のつらい体験があったからなのです。

僕は、医者になって病気で困っている人を助けるんだ!!
マーカスはニュージャージー州で育ちました。
医者を志し勉学に励み、ハーバード大学医学院への入学をきめたのです。
しかし、学費が払えず進学を断念することになったのです。
大きな挫折を味わったマーカスでしたが、ホーム・デポで巨額の富を築いた後も
医療機関へ大量の寄付をおこない、青年時の熱い思いを違う形で表現しているのでした。

同じ【一般消費財セクター】であるマクドナルド(世界有数の外食チェーン)の記事はこちら
VYM【構成比率】ランキングTOP50位の記事はこちら
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