
こんにちは、マルです。
このブログでは、日本でも大人気の米国高配当ETF「VYM」の構成銘柄について詳しく紹介していくよ。
今回はVYM構成比率【第43位】コルゲート・パルモリーブについて紹介します。
コルゲート・パルモリーブは、歯磨き粉と石鹸で有名な世界有数の日用品の会社であり、VYM構成比率は0.64%です。
それでは本日も宜しくお願いします。
本業+副業でサイドFIREを目指す30代会社員(飲食業)。
オリラジ中田のあっちゃん、リベ大の両学長、ヒトデさんの影響をうけ投資とブログを開始。
米国高配当株ETF「VYM」特化ブログを運営中。
- 2020年10月から投資開始(積立NISA、米国ETF)
- 2020年12月にブログ開設
- 2021年1月からブログ本格運用
- 2021年2月にグーグルアドセンス合格
コルゲート・パルモリーブの事業内容

コルゲート・パルモリーブは、米国ニューヨーク州に本社を置く世界有数の日用品の会社なんだって。
マル先輩、コルゲート・パルモリーブの仕事内容を分かりやすく教えてよ~。

コルゲート・パルモリーブの事業内容は大きくわけて2つあるんだ。
- 「口腔・家庭用品部」歯磨き粉や歯ブラシ、石鹸、洗濯洗剤などを扱う事業
- 「ペット栄養部門」ペットフードなどを扱う事業
日本では馴染みはないけど、歯磨き粉の「コルゲート」は米国で非常に有名なんだ。

同じ消費財メーカーの「P&G」は有名だけどコルゲート・パルモリーブはあまりしられてないよね。
コルゲート・パルモリーブは誰が創業したの?
いままでの歴史を教えてよ。

コルゲート・パルモリーブは1806年にウイリアム・コルゲートが石鹸とロウソクンの会社として創業したんだ。
1864年に石鹸や日用品を扱っていた「パルモリーブ社」と合併し、コルゲート・パルモリーブになったんだ。
この合併は「P&G」に対抗するための合併といわれているよ。
1976年にはペット用品大手「ヒルズ社」を買収したよ。
- 企業名:コルゲート・パルモリーブ
- 設立日:1806年
- 創業者:ウイリアム・コルゲート
- 売上高:164.7億ドル(約1兆6,964億円)
- 営業利益:38.7億ドル(約3,986億円)
- 従業員数:34,200人
日本の会社と比べてみた(花王)
世界有数の日用品会社であるコルゲート・パルモリーブと、日本のトップ企業を8つの項目(1ドル103円換算)で比べてみました(2020年決算比較)。

今回比べる企業は、国内日用品最大手の「花王」だよ。


比べてみたけど、コルゲート・パルモリーブの優勢だね
コルゲート・パルモリーブは、売上高は1兆6千億円ほどあり、時価総額は6兆円を越えています。また、営業利益も4千億円弱あり、営業利益率は約23%と安定しています。
配当利回りは2%台とそこまで高くありませんが、連続増配が驚異の58年連続増配を達成しており配当王銘柄でもあります。

「花王」も凄い会社なんだよ
花王は売上高が1兆円をこえており、時価総額も3兆円をこえる日本の日用品最大手の企業です。営業利益率も12%前後と安定しており、財務も健全です。
また、花王といえば連続増配で人気ですが、現在31年増配を達成しており「日本1位」の連続増配企業です。日本で唯一の「配当貴族銘柄」であり、素晴らしい企業なのです。
コルゲート・パルモリーブの株価・配当・配当利回り
①銘柄情報


コルゲート・パルモリーブは、S&P500に選ばれている優秀銘柄です。
- S&P500指数とは、ニューヨーク証券取引所、NASDAQに上場している株価のなかから代表的な500銘柄の時価総額を加重平均したアメリカを代表する指数です。
②株価推移


コルゲート・パルモリーブの直近5年の推移を確認したよ。
コロナショックにおいて、一時期62$までさがりましたが、株価は回復し80$前後を推移しています。
③配当推移


配当は年4回(2月、5月、8月、11月)あるよ。
2020年の1株あたりの配当金は1.76$という結果でした。
配当利回りは2%を超えており、連続増配は驚異の58年継続している配当王銘柄です。
④配当利回り推移


直近10年の配当利回り推移だよ。
2020年の配当利回りは2.06%という結果でした。
配当利回りは2%前後を推移しています。
まとめ(歯磨き粉の歴史)
皆様、コルゲート・パルモリーブの魅力はわかっていただけたでしょうか?
私は、今後も私たちの生活に密接に関係してくる日用品会社であるコルゲート・パルモリーブは、本当に素晴らしい企業だと考えます。
何より、アメリカの有名な指数(S&P500)に選ばれており、配当王銘柄の企業が「VYM」の構成銘柄第43位として組み込まれていることに安心感をもてました。
やはり、「VYM」は素晴らしい!!

それでは最後に、コルゲート・パルモリーブを更に「好きになってもらえるエピソード」を紹介するよ。
今回は「歯磨き粉の歴史」だよ。
現在、歯磨きは当たり前のように行われていますが、チューブ状の歯磨き粉と歯ブラシを使用した現在のスタイルになるまでには様々なスタイルがあったようです。少し調べてみました。
最初の歯磨き剤(食塩・黒胡椒・ミントの葉・アイリスの花を混合したもの)は、紀元前1550年の古代エジプトで使用されました。また、古代ローマでは、人間の尿を歯磨き剤として使用されていました。
1800年初頭は、歯ブラシと水だけのスタイルでしたが、チョークの粉と食塩を混ぜた歯磨き剤が使用されるようになりました。
そんな中、1896年に米国のコルゲート社によってチューブに入ったベースト状の歯磨き剤が、世界で初めて販売されたのです。これにより歯ブラシとチューブ状の歯磨き粉による歯磨きスタイルが確立されたのです。
歯磨き粉の歴史をみてみると、本当に現在の歯磨き粉で良かったとおもいますね。「コルゲート・パルモリーブ」に感謝ですね。

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