
こんにちはマルの日常です
今回は、VYM構成比率【第24位】ブリストル・マイヤーズ スクイブについて銘柄分析を行っていきます。国際的な製薬会社であり、VYM構成比率は、1.26%です。
企業名が「必殺!!ブリストル・マイヤーズ スクイブーーーー!!」っていう必殺技かと思いましたよ(-_-;)。
もちろん「初めまして」の企業ですので、本日も宜しくお願いします。
ブリストル・マイヤーズ スクイブってどんな会社?


ブリストル・マイヤーズ スクイプは、米国ニューヨーク州に本社をおく、「バファリン」で有名な製薬会社なんだよ。
事業内容としては、医療医薬品の研究・開発・販売を行っています。抗生剤・抗腫瘍薬・HIV治療薬に有力な製品群を持っており、「バファリン」シリーズは有名です。「あれ? バファリンって「ライオン」じゃなかったっけ?」と思われた方は素晴らしい!!そうなんです、2007年にアジア・オセアニア地域のバファリンの商標権を304億円で「ライオン」に売却しています。
創業は1887年で、エドワード・ロビンソン・スクイブによって設立されたスクイブ社から始まりです。その後、1989年にブリストル・マイヤーズ社と合併し現社名となったのです。
企業情報(2020年12月期)
- 企業名:ブリストル・マイヤーズ スクイプ
- 設立日:1887年
- 創業者:エドワード・ロビンソン・スクイブ
- 売上高:425.18億ドル(約4兆3,935億円)
- 営業利益:△91.85億ドル(約△9,460億円)
- 従業員数:24,000人

営業利益がマイナスな理由は、2020年11月にマイオカーディア・インク(米製薬会社)を131億$(約1兆3400億円)で買収したからだよ!!
しかも、全額キャッシュで( ゚Д゚)
日本の会社と比べてみた(武田薬品工業)
世界有数の製薬会社であるブリストル・マイヤーズ スクイブと、日本のトップ企業を8つの項目(1ドル103円換算)で比べてみました(ブリストル・マイヤーズ スクイブは2020年、武田薬品工業は2019年決算比較)。

今回比べるのは、日本トップの製薬会社である「武田薬品工業」だよ。


比べてみたけど、ブリストル・マイヤーズ スクイブの勝ちだね!!
営業利益のマイナスは、買収による現金一括によるものだから、それを除けば通年約5000億円のプラスになっているよ。
さすが、ブリストル・マイヤーズ スクイブですね。2019年世界製薬会社売上ランキングにおいて、世界10位でしたが(武田薬品工業は9位)、2020年11月にマイオカーディアの買収したため、425億$の売上となりました。これは、世界5位規模の売上となります。また、世間からの評価も高く時価総額は驚異の14兆円を超えています。
一方我らが武田薬品工業ですが、2019年1月にアイルランドの製薬大手の「シャイアー」を6.2兆円かけて買収し、世界の製薬会社売上トップ10位にランクインしました。また、新型コロナウイルスのワクチン開発(米モデルナ社、米ノババックス社と提携)も行っています。日本でのコロナワクチンは、米国「ファイザー社」のワクチン投与が始まっており、今更感が強いですが、武田薬品工業の取引先は世界にも存在しており、ワクチン開発が成功することは、非常に大きな意味をもちます。予定通りいけば、2021年秋ごろには供給開始できる予定です。また、治療薬の開発も行っていましたが、これについては開発を断念しています(2021年4月)。
株価・配当推移


ブリストル・マイヤーズ スクイブは、S&P500に選ばれている超優秀銘柄だよ。
- S&P500指数とは、ニューヨーク証券取引所、NASDAQに上場している株価のなかから代表的な500銘柄の時価総額を加重平均したアメリカを代表する指数です。
②株価推移


ブリストル・マイヤーズ スクイブの直近5年の株価推移だよ
コロナショックで一度下がりましたが、その後はさすがのブリストル・マイヤーズ スクイブですね、株価は回復しています。2019年の株価下落は、米国製薬会社「セルジーン社」を買収したことが、世間から評価されなかったために起こったようです。
③配当推移


配当は年4回(2月、5月、8月、11月)。
連続増配は12年だよ。
2020年の1株あたりの配当金は1.8$という結果でした。過去の増配は、年間0.04$とず~っと低成長でしたが、なんとコロナ期の2020年に年間0.16$の増配しています。
まとめ(じっちゃまのお勧め銘柄に選ばれてる理由)
皆様、ブリストル・マイヤーズ スクイブの魅力はわかっていただけたでしょうか?
私は、今後も私たちの生活に密接に関わってくる製薬企業であり、アメリカを代表するS&P500指数に選ばれているブリストル・マイヤーズ スクイブは、本当に素晴らしい企業だと考えます。
何より、世界第5位の売上規模に成長した製薬会社が「VYM」の構成銘柄第24位として組み込まれていることに安心感をもてました。
やはり、「VYM」は素晴らしい!!

最後に、ブリストル・マイヤーズ スクイブを更に「好きになってもらえるエピソード」を紹介するよ。
今回は【じっちゃま(広瀬隆雄さん)のお勧め銘柄に選ばれてる理由】だよ。
じっちゃまこと広瀬隆雄さんは、1990年頃渡米し、長い間アメリカでの投資の世界に携わっており、YouTubeやTwitterでするどい情報発信(投資銘柄)をしてくれています。
2021年のYouTubeで、じっちゃまがブリストル・マイヤーズ スクイブを押し銘柄として放送しています。押し理由は2つ
- 2019年に買収したセルジーン社の世間からの低評価がそろそろなくなるから、株価は上昇するだろう。
- コロナが回復すると、今まで需要がおちていた医薬品(受けたくてもコロナ優先でうけれなかった)の供給が一気にあがるだろう。
あのじっちゃまに名指しで推されたブリストル・マイヤーズ スクイブの未来は明るいですね!!(只、投資は自己責任でお願いします!!)

同じ【ヘルスケアセクター】であるCVSヘルス(世界有数のドラッグストアを運営する企業)の記事はこちら
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