
こんにちは、マルです。
このブログでは、日本でも大人気の米国高配当株式ETF「VYM」の構成銘柄について詳しく紹介していくよ。
今回はVYM構成比率【第39位】ブラックロックについて紹介します。
ブラックロック社は、世界最大の資産運用会社であり、VYM構成比率は0.77%です。
それでは本日も宜しくお願いします。
本業+副業でサイドFIREを目指す30代会社員(飲食業)。
オリラジ中田のあっちゃん、リベ大の両学長、ヒトデさんの影響をうけ投資とブログを開始。
米国高配当株ETF「VYM」特化ブログを運営中。
- 2020年10月から投資開始(積立NISA、米国ETF)
- 2020年12月にブログ開設
- 2021年1月からブログ本格運用
- 2021年2月にグーグルアドセンス合格
ブラックロックの事業内容

ブラックロックは、米国ニューヨーク州に本社を置く、世界最大の資産運用会社なんだって。
マル先輩、ブラックロックの仕事内容を分かりやすく教えてよ~。

ブラックロックの事業内容は、株式のほか、債券、キャッシュ、不動産などの資産運用をおこなっているんだ。
簡単にいうと顧客からお金を集めて、株式や債券を運用し、生み出した利益を顧客に還元しているんだ。
有名な商品として、ETF(上場投資信託)の「Iシェアーズ」シリーズを運用しているよ。
運用資産総額は驚異の9兆$(約980兆円)もあるんだ。
ETFの名称は、上場投資信託といいます。名前の通り、上場(証券取引所で売買されている)している投資信託のことです。
投資信託とは、農家(運営会社)の野菜(個別株)の詰め合わせパックのようなものです。詰め合わせパック(投資信託)にいれる野菜(個別株)は、各農家(運営会社)の方針によって違うので、購入者は、自分の好きな野菜の詰め合わせパックを選ぶことができます。
更に、ETF(上場投資信託)は証券取引所に上場しているので、個別株のように投資家が売買したいときにリアルタイムで取引できます。(普通の投資信託は上場していないため、証券会社や銀行などで注文取引を行います)

運用資産が980兆円ってすごすぎるね。
日本の国家予算が300兆円だから3倍もあるなんて、、、
マル先輩、ブラックロックは誰が創業したの?
今までの歴史を教えてよ~。

ブラックロックは、現在の会長兼CEOであるラリー・フィンクによって1988年に設立されたんだ。
2009年にバークレイズ・グローバル・インベスターズを135億$で買収し、「Iシェアーズ」シリーズを獲得したんだ。
創業から30年弱で世界トップの資産運用会社に成長したんだ。
ブラックロックのライバルとして、バンガード社、ステートストリート社があって、この3社は世界三大資産運用会社と呼ばれているよ。

バンガード社は、マルの大好きなETF「VYM」の運用会社だね。
ブラックロックのETFには何があるの?

世界3大資産運用会社は、日本でも人気な高配当ETFでよく比べられるんだ。
- ブラックロック社は「HDV」
- ステートストリート社「SPYD」
- バンガード社「VYM」
みんな「HDV」は聞いたことがあるんじゃないかな?
財務が優秀で高配当な75銘柄に分散投資ができるETFなんだよ。
ブラックロック社の人気ETFについては、記事の最後に記載しているから確認してね。
- 企業名:ブラックロック
- 設立日:1988年
- CEO:ラリー・フィンク
- 売上高:162億ドル(約1兆6,686億円)
- 営業利益:56.95億万ドル(約5,865億円)
- 従業員数:16,500人
ブラックロック、バンガード、ステートストリートの比較記事はこちらです。
日本の会社とくらべてみた(野村ホールディングス)
世界最大の資産運用会社であるブラックロックと、日本のトップ企業を8つの項目(1ドル103円換算)で比べてみました(ブラックロックは2020年12月期、野村ホールディングスは2021年3月期決算比較)


比べてみたけど、ブラックロックが優勢だね。
ブラックロックは、売上が1兆5,000億円あり時価総額は13兆円を越えています。また、株価は90,000円前後と高いですが、連続増配は12年継続しています。
営業利益は5,000億円をこえており、営業利益率は驚異の35%前後を推移して安定しています。
何より世界1位の資産運用会社として、運用額が900兆円を越えており、今後も市場拡大が見込めるため、企業も成長していくと考えられえます。

野村ホールディングスも凄い会社なんだよ
野村ホールディングスは、日本最大の証券会社「野村證券」をもち、また、世界30ヵ国以上に拠点がある巨大企業なんだ。
売上高は1兆6,000億円をこえています。また、配当利回りが5%をこえる高配当であり、連続増配も10年越えと優秀な結果となっています。
しかし、配当利回りが高い理由には、2021年3月に発生した「あるニュース」が関係しています。
そのニュースとは、「アメリカの子会社が顧客との取引で大きな損害が発生する」という内容でした。これをうけて株価は暴落し、2021年3月期の決算では多額の損失(2000億円以上)を計上する結果となりました。
せっかく今季は(2021年3月期)、最高益をだせる算段だったたけに非常に残念なニュースとなりました。
株価・配当・配当利回り推移
①銘柄情報


ブラックロックは、S&P500に選ばれている優秀銘柄だよ。
- S&P500とは、ニューヨーク証券取引所、NASDAQに上場している株価のなかから代表的な500銘柄の時価総額を加重平均したアメリカを代表する指数です。
②株価推移


ブラックロックの直近5年の推移だよ。
コロナショックで一時期397$まで下がりましたが、ワクチン接種が始まった2020年秋ごろから急激に株価は上昇し、最高値を更新しつづけ現在は800$をこえています。
ブラックロックは景気に左右される銘柄として知られていますが、米国経済の回復とともに株価も右肩上がりにあがっています。
③配当推移


配当は年4回(3月、6月、9月、12月)あります。
2020年の1株あたりの配当金は14.52$という結果でした。
配当金は10年連続増配を達成しており、増配率(10年間で352%増)も堅調に推移しています。
④配当利回り推移


直近10年の配当利回りの推移だよ
2020年の配当利回りは2.05%という結果でした。
2020年秋以降、ワクチン接種の効果で経済の見通しが明るくなったため株価が急騰し、配当利回りはさがっています。
まとめ(ブラックロック人気ETFランキング)
皆様、ブラックロックの魅力はわかっていただけたでしょうか?
今後も私たちの資産運用のために欠かせない企業であり、日本トップの「野村ホールディングス」を圧倒するブラックロックの凄さに感銘を受けました。
何より、世界最大の資産運用会社であるブラックロックが「VYM」の構成銘柄第39位として組み込まれていることに安心感をもてました。
やはり、「VYM」は素晴らしい!!

最後に、ブラックロックを更に「好きになってもらえるエピソード」を紹介するよ。
今回は「ブラックロック人気ETFランキング」だよ。
世界最大の資産運用会社であるブラックロック社。
人気の秘訣は、豊富なラインナップ、魅力的な商品、格安な手数料だと考えます。
今回は、
純資産総額(そのETFにどれくらいのお金が集まっているか)
人気ランキングトップ5位を発表します。

日本でも「IVV」と「HDV」は人気だと思います。私も「VYM」のライバルである「HDV」の動向は常に注目しています。
皆さんも自身の目的にあった商品を選んで資産運用していきましょう。

同じ【金融セクター】であるチャブ(世界最大の損害保険会社)の記事はこちら
VYM【構成比率】ランキングTOP50位の記事はこちら
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