こんばんは、マルの日常です。
今回は、VYM構成比率【第6位】バンク・オブ・アメリカについて銘柄分析を行っていきます。構成比率は、2.13%です。
- 会社の基本情報
- 日本の会社と比べてみた(三菱UFJ)
- 株価・配当推移
- まとめ(ちょっと良い話)
それでは、本日も宜しくお願いします。
バンク・オブ・アメリカってどんな会社?

バンク・オブ・アメリカは、アメリカノースカロライナ州に本拠地をおく米国第2位の銀行です。全米50州、世界35か国に拠点を置く世界有数の金融機関です。名前から、日本銀行みたいなアメリカの中央銀行のように思えますが、そうではありません。日本でも「バンカメ」の愛称で親しまれています(私は知りませんでしたが、、、)。
ちなみに米国1位の銀行は、私が以前「VYM【第2位】」の記事で紹介したJPモルガン・チェース&カンパニーです。
事業内容として、基本的な銀行業務(預金口座、貸付、クレジットカード、証券仲介、保険と投資信託の販売)のほか、資産運用・管理、合併・買収アドバイスなどのサービスや、消費者不動産業サービスやグローバル資産・投資管理サービスなども提供しています。
創始者は、アマデオ・ジアニーニという人物です。昔の銀行が、大手企業や大口の顧客しか相手にしていなかった時代に、貧しい個人にも融資サービスを開始するなど、現在の銀行業務を発明した凄い人物なんです。
会社情報
- 企業名:バンク・オブ・アメリカ
- 設立日:1904年
- 創業者:アマデオ・ジアニーニ
- 売上高:9兆3900億円(2019年12月決算)
- 営業利益:3兆3600億円(2019年12月決算)
- 従業員数:208,000人
一言でいうと、バンク・オブアメリカは、アマデオ・ジアニーニという凄い人が創設し、現代銀行業務の基本をつくった素晴らしい会社なのです。
日本の会社と比べてみた(三菱UFJ)
世界有数の総合金融サービス会社である、バンク・オブ・アメリカと日本のトップ企業を8つの項目で比べてみました。
今回比べる企業は、国内金融最大手の三菱UFJファイナンシャル・グループです。
- 売上高 「バンカメ」9兆3,900億円 「三菱UFJ」7兆2,990億円
- 営業利益 「バンカメ」3兆3,600億円 「三菱UFJ」1兆2,357億円
- 従業員数 「バンカメ」208,000人 「三菱UFJ」138,570人
- 設立日 「バンカメ」1904年 「三菱UFJ」2001年
- 株価 「バンカメ」3,131円 「三菱UFJ」476円
- 時価総額 「バンカメ」26兆2400億円 「三菱UFJ」6兆4,900億円
- 配当利回り「バンカメ」2.37% 「三菱UFJ」5.23%
- 連続増配 「バンカメ」7年 「三菱UFJ」3年
さすが、バンク・オブ・アメリカですね。日本トップの三菱UFJを圧倒しています。更に、世界の価値ある銀行トップ500において、三菱UFJは32位に対してバンク・オブ・アメリカは6位にランクインしています。さらに、アメリカ銀行トップのJPモルガンが10位であることを考えると、信頼性抜群の企業ですね。
株価・配当推移
①銘柄情報
- 銘柄コード BAC
- 株価 30.37$(2021年1月28日)
- 配当利回り 2.37%
- 連続増配 7年
バンク・オブ・アメリカは、S&P500に選ばれている超優秀銘柄です。
S&P500とは、ニューヨーク証券取引所、NASDAQに上場している株価のなかから代表的な500銘柄の時価総額を加重平均したアメリカを代表する指数です。
②株価推移

バンク・オブ・アメリカの直近5年の推移を確認しました。コロナショックで一度下がりましたが、右肩あがりで回復しています。
③配当推移

配当は年4回(3月、6月、9月、12月)あります。
7年連続増配をおこなっており、増配率も大きく魅力的な銘柄です。
まとめ(ちょっと良い話)
皆様、バンク・オブ・アメリカの魅力はわかっていただけたでしょうか?私は、愛媛県出身の田舎者なので、正直あまり知らず、金融でのメジャーといえばもっぱら伊予銀行でした(笑)
伊予銀行を圧倒する日本トップの三菱UFJファイナンシャル・グループを更に圧倒するバンク・オブ・アメリカの凄さを痛感しました。
何より、世界規模の銀行であるバンク・オブ・アメリカが「VYM」の構成銘柄第6位として組み込まれていることに安心感をもてました。
やはり、「VYM」は素晴らしい!!
それでは最後に、バンク・オブ・アメリカを更に「好きになってもらえるエピソード」を記載して終わりたいと思います。
「映画44ミニッツ」
1997年2月、バンク・オブ・アメリカのノースハリウッド支店に2人組の銀行強盗が押し入り、ロサンゼルス市警と全米最大といわれる銃撃戦が、44分間も繰り広げられました。この事件は、ノースハリウッド銀行強盗事件といわれ、後にマイケル・マドセン主演で映画化「44ミニッツ」されました。この事件をきっかけに米国内の銃器の所持・取扱いの是非に関しても大きな見直しを迫られました。興味がある方は是非ご覧ください。

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